2023-07-10
Artwork
2016
Sensors, Muscles, Circles (2016)
2016/1/25 ~ 2016/11/27に茅場町の会場のビル内で展示
tkhss (髙田優希, 齋藤帆奈, 角谷啓太, 花形槙, 小久保晴太郎) で制作
Art Hack Day 2016というハッカソンで制作し, 審査員賞(落合 陽一)とオーディエンス賞を受賞
概要
腕にチルトセンサ, 筋電装置等を設置し, 2人の演者が円を描くことを試みるパフォーマンス・インスタレーション作品
チルトセンサ等で腕の振動を, 相手の腕に電気信号の出力としてフィードバックさせることで, 主体にも客体にも帰属しない体験を生成すること によって, 身体や自由意志を再考する試み
2017
Internet of Objects (2017)
2017/1/21 ~ 2/25に 山本現代 で展示
高田優希と共同制作
「Malformed Objects − 無数の異なる身体のためのブリコラージュ」というイベントのために制作
Senses of Light (2017)
2017/2/17に 渋谷FabCafe で展示
tkhss (齋藤帆奈, 角谷啓太, 花形槙) で制作
「Light Hack “Lightfaceと描く、未来のあかり」というハッカソンで制作
第23回 学生CGコンテスト(Campus Genius Award)アート部門 ノミネート (受賞はならず)
概要
9つの正方形のフラットな照明デバイスで構成された光のマスの上に薄く張られた水の中に, 走光性のあるプランクトンのアルテミア (ブラインシュリンプ) が泳いでいる. アルテミアの動きを上部のカメラが撮影し, 画像解析プログラムによってブラインシュリンプの集まったマスは徐々に暗くなる. アルテミアが他の明るいマスの上に移動すると, 暗いマスは再び明るくなる. これにより全体に循環構造ができ, 動的な明滅パターンが生成され続ける.
ヒトは, 全体の構造を見渡すことができる鑑賞者でありつつ, 水面に手をかざしたり覗き込むといった動作をした場合には, アルテミアの増殖とその他の物体の影を区別することの出来ないプログラムに認識されることによって機械/アルテミアと相互に作用し, 作品を構成するシステムの一部となる.
無限タピオカ (2017 - 2019)
佐野貴洋, 小川哲男, 網盛一郎, 網盛菊代と共同制作
Shockason 2017というハッカソンで制作. ベストテック賞.
Mashup Awards 2017で展示
2019/7/9 ~ 2019/7/12 に The IEEE World Haptics Conference 2019 にて展示
2018
Quchile (2018)
2018/03/16 ~ 2018/03/18 に 日本科学未来館 にて展示
Quchile (日下部理, 深谷泰士, 細谷宏昌, 榎本輝也, 角谷啓太, 野村涼平) で制作
Art Hack Day 2018というハッカソンで制作
概要
柔らかい金属メッシュ, 海水, 銅板によるスイッチの3点を接続した電気回路を制作し, スイッチがONの場合にバイオメタルが収縮し金属メッシュを持ち上げることで, ランドスケープが変化する様が, 生命的に見える作品.
≪ S/O ≫ (≪ O/S ≫) (2018)
2018/4/29 ~ 2018/4/30 に スパイラルホール で展示
2018/12/8 ~ 2018/12/9 に 共創学会 第2回年次大会 (東洋英和女学院大学 横浜キャンパス) にてポスター発表
tkhss (齋藤帆奈, 角谷啓太, 花形槙, 小久保晴太郎) で制作
SICF19 に参加するために制作
概要
1つの部屋に視聴覚を遮断した状態の被験者2名を座らせる. 両者の腕に筋電装置と手のジェスチャを認識するためのカメラを設置する. 一方がとったジェスチャを筋電装置経由で強制的に他方に模倣させる. これを互いに繰り返す. このシステムを用いたコミュニケーションを互いが繰り返す. 徐々にジェスチャの送り手を相手から自分へとすり替えていく. しかし, 当人同士はそれを相手からのジェスチャと思い込む. この一連のやり取りの体験によって「自己の中の他者」の発見を促すことが目的.
2019
内なる海は開かれる The inner sea is opened (2019)
2019/5/10 ~ 2019/5/19 に さくら民家園 にて展示
つくばサイエンスハッカソンで制作
齋藤帆奈, 大森裕子 (筑波大), 大西義人と共同制作
概要
海洋汚染による環境問題をテーマとした作品. PHの酸性化, 水温上昇, 酸素濃度の低下という, 海の環境悪化の3つの指標を取り上げる. 簡易的に海を模した環境で, PH, 水温, 酸素濃度を測定し, その変化を来場者に見せることを目的としている.