2025-05-29
Excel
ICT基礎 第7回
アンケートfeedback
(Pros. &) Cons.
エクセル使い方わからなかったからちょうどよかった。 ただ、なにに使うのかいまいちわからない。 質問者が多くて暇だから、授業時間減らして、代わりに課題でもいいかなと思いました。
エクセル難しかった
今日の目標
Excelの基本的な使い方を学ぶ
今日のフォルダの準備
Windows:
C:\Users\[ユーザ名]\Documents\ictに移動し,07というフォルダを作成しておくC:\Users\[ユーザ名]\Documents\ict\07というフォルダ構成になる
Mac:
/Users/[ユーザ名]/Documents/ict/に移動し,07というフォルダを作成しておく/Users/[ユーザ名]/Documents/ict/07
今日のサンプルファイル集
下記のどちらかからからダウンロードできます
WebClassの授業資料
Windowsの人は必ずzipファイルを展開すること!! zipファイルの中では作業できません.
Excel
サンプルファイルをExcelアプリで開いて, 以下を進めていってみてください.
オートフィル (木4)
セルの右下の黒十字をクリックしたままドラッグさせると, 数値や文字の自動で入力する (=オートフィル) ことができます.
印刷設定, pdf化 (木4)
Excelの印刷, pdf化をする際は, どのセルからどのセルまでを1ページに収めるかを意識する必要があります.
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ウィンドウ枠の固定 (木4)
データ量の多い表になると, スクロールした際に, どのセルがどんな属性の値かがわからなくなることがあります. その場合は, ウィンドウ枠の固定表示をすると, スクロールしても見やすくなります.
フィルター (木4)
セル表の内容に応じて, 条件に合う一部のみを表示する手法として「フィルター」という機能があります.
フィルターを実行するセル表を選択した状態で, ホームタブの右側にある「並び替えとフィルター」→「フィルター」をクリックすると フィルター機能が使用可能になります.
セル間の計算
各セルの内容に対して, 様々な計算処理をすることができます.
何かしらの処理のひとまとまりを関数と呼びます.
= (半角等号) から入力し始め, 使用したい関数が出てきたら, 上下矢印で選択し, Tabキーを押すと, その関数が途中まで入力されます.
入力に失敗した際などは, Escキーを押せば, 元に戻ります.
四則演算と合計, 平均, 最大最小
四則演算等
和:
+, 例=1+2→ 3差:
-, 例=10-2→ 8積:
*, 例=10*2→ 20商:
/, 例=10/2→ 5余り:
MOD, 例=MOD(10,3)→ 1指数:
^, 例=2^3→ 2の3乗なので,根号:
SQRT, 例=SQRT(4)→ 2
SUM
例:
=SUM(E2:E51)指定したセル群の合計値を出力する
AVERAGE
例:
=AVERAGE(E2:E51)指定したセル群の平均値を出力する
MAX
例:
=MAX(E2:E51)指定したセル群の中の最大値を出力する
MIN
例:
=MIN(E2:E51)指定したセル群の中の最小値を出力する
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文字列の操作
文字列
式中で文字列を使用する場合は
"文字"のように"(半角のダブルクオーテーション) で囲みます例:
="文字"→文字
文字列の結合
&(半角のアンパサンド) で文字列同士をつなげることで, 文字列を結合することが出来ます例:
="今日は"&"雨です"→今日は雨です
参照を用いた文字列の結合
例:
="今日は"&A1&"です"(A1セルには晴れが入っている) →今日は晴れです
比較と真偽値
比較演算子
=: 例:a=b→ aとbが等しい場合TRUEを出力する<>: 例:a<>b→ aとbが等しくない場合TRUEを出力する<: 例:a<b→ aがb未満の場合TRUEを出力する<=: 例:a<=b→ aがb以下の場合TRUEを出力する>: 例:a>b→ aがbよりも大きい場合TRUEを出力する>=: 例:a>=b→ aがb以上の場合TRUEを出力する
真偽値
TRUE: 真 → 条件に当てはまっていること
FALSE: 偽 → 条件に当てはまっていないこと
OR
2つ以上の条件のうち, どれか一方がTRUEならばTRUEを出力する
例:
OR(TRUE,FALSE)→TRUE
AND
2つ以上の条件のうち, 全てがTRUEならばTRUEを出力する
例:
AND(TRUE,FALSE)→FALSE例:
AND(TRUE,TRUE)→TRUE
IF (条件式)
IF
例:
=IF(1<3, 1, 2)→ 1例:
=IF(10<3, 1, 2)→ 2
対象のセルの数のカウント
COUNT
例:
=COUNT(E2:E51)指定したセル群の中で, 数値が入力されているセルの数を出力する
COUNTA
例:
=COUNTA(E2:E51)指定したセル群の中で, 数値以外 (文字列など) が入力されているセルの数を出力する
COUNTBLANK
例:
=COUNTBLANK(E2:E51)指定したセル群の中で, 入力されていないセル (空白) の数を出力する
COUNTIF
例:
=COUNTIF(D2:D51,"intel")指定したセル群の中で, 指定の条件に合うセルの数を出力する
COUNTIFS
例:
=COUNTIFS(D2:D51,"intel",E2:E51,">=90")指定したセル群の中で, 指定の複数条件に合うセルの数を出力する
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基本的な統計量
分散
例:
=VAR.P(B10:B59)指定したデータ群の分散 (バラつき) を出力する
標準偏差
例:
=STDEV.P(B10:B59)指定したデータ群の標準偏差を出力する
検索, 置換
検索
「編集」→「検索」→「検索」で, 検索したい内容を入力して検索
置換
「編集」→「検索」→「置換」で, 置換前と置換後の内容を入力して置換
条件付き書式
「成績が60点未満のセルの背景を赤くする」などのように, 何らかの条件によってセルの書式を変更することができます.
変更したいセル群を選択し, ホームタブの中の「条件付き書式」をクリックし, 割り当てたい条件を選択してOKをクリックすると, その条件に合ったセルのみに指定した書式が適用されます.
九九
グラフ
グラフにしたいデータ群を選択した状態で, 「挿入」タブをクリックし, 真ん中より右側にあるグラフのマークをクリックすると, そのグラフを作成できます.

グラフの種類としては
縦棒
折れ線グラフ
円グラフ
散布図
などがあります. データに応じて適切なグラフを選択し, 可視化するようにしましょう.
例: 世田谷区の地域別の世帯数の割合 https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kusei/001/003/010/d00202970.html から2025年のデータをダウンロードし, 2025年5月1日基準の総人口のデータを円グラフにしてみましょう.

A店, B店のポテトの長さの統計
A店, B店のポテトの長さにどのような違いがあるのか解析してみましょう.
「ポテトの長さの範囲 [cm]」の中の「本数」列での「ポテトの長さ [cm]」の範囲指定では絶対参照を使いましょう (動画は相対参照のままで間違えているので注意してください)
VLOOKUP
VLOOKUP関数は,
検索値: 何の値を検索するのか?
範囲: どこの範囲から検索するのか?
列番号: 範囲の中で, 左から何列目の検索結果を表示するのか?
検索方法: 近い値でも許容するか? (通常はFALSEを指定します)
という4つの引数を持つ関数です.
表の中から目的の値を検索し, 表示することができます.
課題
ICT基礎 木4
提出締切
2025-06-05 14:40
課題内容
講義内で作成した下記の2つのファイルをzipにまとめ, 学生番号_ICT_07.zip (例: gk9999_ICT_07.zip) に変更し, 提出してください
Excelファイル (
excel-test2.xlsx)pdfファイル (
excel-test2.pdf)
ICT基礎 木5
提出締切
2025-06-05 16:20
課題内容
講義内で作成したExcelファイル (excel-test2.xlsx)を提出してください
アンケート
授業アンケートへの回答もよろしくお願いします!!