DELL New XPS 13 (9300)

今回, デル アンバサダープログラムに参加し, DELLより New XPS 13 (9300)の実機をお借りできたため, そのレビューを記述します.

ざっくりまとめ

全体的に良くできていて, 欲しくなる一台でした. ただ, 気になるところもいくつかあるため, 自費での購入には少し迷う1台でした.

よかったところ

  • 持ち運びやすい大きさ, 軽さ
  • 非力さをあまり感じない
  • 充電がほぼ1日持つ

気になったところ

  • タッチパッド横の部分を持って移動しようとすると本体重量以上に重く感じる.
  • (デフォルトで入っていたMcAfee (セキュリティソフト) を起動しておくと2, 3時間しか電池が持たない)
  • 充電器に接続するとファンが回る.
  • 充電器に接続 or 接続解除すると一時的に画面が暗くなる
  • ファンの回転音がキーンといった高音のため, かなり耳障り.
  • トラックパッドの上部と下部が動作不良? で指を動かしていなくても勝手にカーソルが動く.

スペック

本品のスペックは以下:

  • Intel Core i7-1065G7 1.30GHz
  • 16GB memory
  • Windows 10 home
  • 10 touch point
  • 3840×2400 display
  • XPS 13ノートパソコン (9300 13 inch)
  • 512 GB M.2 PCIe NVMe SSD storage (実効的には462GB使用可能)
  • 寸法 : 高さ 14.8 mm, 幅 296 mm, 奥行き 199 mm
  • 重量 : 1.27 kg (タッチ対応)
  • 端子 (左側面) : Thunderbolt 3, micro SD
  • 端子 (右側面) : Thunderbolt 3, 3.5mmイヤホンジャック

DELLのサイトはこちら

MacBook Pro 13 mid 2015とのサイズ比較

手元に個人所有のMacBook Pro 13 mid 2015があったのでサイズ比較の写真を撮りました. 数年の差ということもあり, やはりXPS 13の方が薄く, 小さい筐体サイズになっています. 中の画面サイズも挟ベゼルのおかげでXPS 13の方が小さかったです.

重さ

冒頭の

タッチパッド横の部分を持って移動しようとすると本体重量以上に重く感じる.

といった部分についてです.

実測は1.269kgでした.

重さについて実際に持ってみた感想は「ちょっと重い?」といったところです. 個人的に常用しているThinkpad P1 Gen1 (1.7 kg) と比較しても何故か少し重く感じたことが第一印象でした.

おそらく, XPS 13のディスプレイ部分が全体的に重めの構成になっているのかもしれません.

Thinkpad P1はディスプレイ部分が軽く, キーボード部分に重さが集中しているように感じることに対し, XPS 13はディスプレイ部分とキーボード部分の重量がほぼ同じように感じます.

そのため, キーボード部分のトラックパッド横を持って作業中に持ち運ぶ (下図), といった場面において, XPS 13の方がモーメントが効いてより重く感じてしまったのであろうと推察します.

ディスプレイ

ディスプレイについては非常に綺麗でベゼルが非常に細い点もよかったです.

アスペクト比が3840×2400なので, やや縦に大きい点は, pdfを見開きにしている際などに見やすく感じました.

タッチパネルの感度も良好で, 直接タップしたい際に便利に活躍してくれます.

充電

端子は両側面に1つずつ搭載されているThunderbolt 3端子から可能です. 付属のUSB-C充電器は45Wでした. 手元のUSB-Cケーブルで充電でき, 両側面のどちらでも良いため, 非常に使い勝手が良いです.

強いて言えば低出力 (18W) のモバイルバッテリーでは充電できない点は残念でした. 以下, 他社製の充電器 or バッテリーでの結果です

  • Anker PowerCore 10000 PD は18WのPDが可能なはずですが, 接続すると, PCは充電されていません という通知がでてしまい, 充電できませんでした. スリープ状態で10分差したままにしても充電の%が増えることはありませんでした. 電圧・電流チェッカーで測定してみると, 14.8Vという電圧は表示されるものの, 電流値が0mAだったため, やはり充電できていないようです.
  • Anker PowerPort III Nano の電源直挿しの18W PDに接続しても電流が流れておらず, 電圧8.85Vのため充電できていませんでした.
  • Anker PowerPort Atom PD 1 の電源直挿しの30W PDに接続すると, 低速充電ケーブル という表示は出つつも充電できていました.

以上のことから, 最低でも30W以上は必要そうだということがわかりました.

比較的小型のAnker PowerCore 10000 PD (18W) で充電できなかったことは残念でしたが, 本機自体のバッテリーが比較的長持ちなのでそこまで憂慮することでもないかもしれません. まぁ低速でも充電できて (or バッテリーの減りを遅らせて) くれればありがたいですが….

また, 充電器に接続 or 接続解除した際に画面が一度暗転するのは動作としては少し嫌だなと思いました.

バッテリーとファン

基本的にはバッテリーはよく持ちます.

簡単なウェブ閲覧や単純なファイル整理, pdfやMS Officeを利用した作業等をする程度であれば断続的ではありますが, 朝から夕方まで (7,8時間?) は十分に持ちました.

Zoom等のウェブカメラの利用しながらという場合においては, 前述ほど長時間とまではいかなくとも3, 4時間は持ちそうです.

基本的な使用においては1日持つといって良さそうです.

一方, 少し気になるのが, 充電時の挙動です. chromeがバッテリー消費の激しいアプリであることは承知の上ですが, バッテリー時においてファンが回っていなかったにも関わらず, 充電器に接続するとすぐにファンが回転し始めます. その回転音もキーンといったかなりの高音で, 個人的に嫌な部類の音であることが残念でした.

また, 作業せずに閉じているにも関わらず排気がうるさい場合も少し残念でした. ​

キーボード

キーボード配列は基本的なものかと思います (下図).

ただし, 右上の電源ボタンが通常のキーボード配列の中に組み込まれているため, deleteを使用したいのに電源ボタンを押しそうになる, というのが個人的にはストレスでした.

また, Functionキーもよく使うのですが, F1 – F12までが等間隔に並んでいるため, このキーボードに指が慣れていないとF5を押したいときに迷子になることがしばしばありました.

しかし, これらはいずれも慣れの問題ではあると思うので, 本機のみを使用する人の場合は気にならないと思います.

アプリ

Unity 2019.4.5

個人的な開発の際にUnityを使うことがあるので, 試しに入れて動作させてみました. 最終的に12K x 2Kの画面サイズになるような, 重めのプロジェクトです.

Playしてみると動作しました. パッと動かした限りではUnity Editer上ではカクつくこともありませんでしたが, 実際にbuildしたexeで挙動を確認すると, 処理が足らずカクついていました. この辺はCPUやGPUがそこまで強力ではないので仕方ない気がします. 比較的軽めの開発ならば十分なのだと思います.

openFrameworks

primitive 3Dとかを試してみました. 少し遅い気もしますが普通に動作します.

Super PI

08秒 : 104万桁 19秒 : 209万桁

でした. 結構早いと思います.

通常の使用感

お借りしている期間中に

  • ネットサーフィン
  • オンラインビデオ通話
  • 資料作成 (typora)
  • 20個ほどのpdfをadobe readerで頻繁に閉じたり開いたり
  • ppt, word, excel
  • 屋外への持ち運び

などをメイン機の扱いとして利用してみました.

結果で言えばまったく問題はなかったです. 全体的な軽さもあり, 持ち運びも楽でしたし, バッテリーが心配になることはほぼなく, サクサク動作しました. この点は大いに満足で, 今回が体験機としてお借りしている状態が惜しくなるほどでした.

ウェブカメラの解像度はすごい綺麗というわけではないですが, 汚いわけでもなく, 良くも悪くも普通といった印象です.

トラックパッド不良?

冒頭の トラックパッドの上部と下部が動作不良? で指を動かしていなくても勝手にカーソルが動く. についてです.

ある一時期に

  • 指をスライドさせ,
  • トラックバッドの上部 (キーボード側) or 下部 (手前のユーザ側) で指を止めると,
  • カーソルは止まらずそのまま上に or 下に進む

という現象が多発していました. その後, 少し数日置いて本記事を執筆している段階においてはその現象は確認できませんでした.

一時期に多発していたため, 見間違いではないとは思いますが,

  • 記録動画を撮影し忘れていたこと
  • 現時点で再現できていないこと

から, これ以上言及できません.

理由がわかればデバッグのしようがあるのですが残念です.

まとめ

全体的な印象としてはとても良くできていて, 購入したら愛して使用していける機器だと思いました.

ただし, その一方で上記のような細かい気になる点があることも事実です. 場合によってはこれらが小さなストレスとして溜まっていく可能性もあります.

ですが, 前述の通り, 良い機器であることは間違いないので, 買って大きく後悔することはないと思います.

楽しい体験をありがとうございました!!

Tags: